「金融機関攻略⑤」金利0%台!? 日本政策金融公庫から融資を引くための3つの条件

不動産投資で金融機関を選択することは、不動産投資の重要なポイントです。それによって、返済期間や利率が変わってきます。ここでは、代表的な政府系金融機関の特徴を紹介してきます。

1. 政府系金融機関とは

マンションやアパートなどの賃貸経営で利益を得る不動産投資ですが、会社員として働く傍らの副業として、また老後の貯えの構築など様々な目的で不動産投資を始めようという人は多くいると思います。

不動産投資を始めるためには数千万円単位の資金が必要となってきますが、その全額を自己資金で賄うことなど不可能で、基本的には銀行等の金融機関から融資を受ける必要があります。

不動産投資の融資は、全国展開しているメガバンクや、購入する不動産の所在地にある地方銀行、信用金庫などから融資を受けるのが一般的ですが、ほかの選択肢として、政府系金融機関、日本政策金融公庫という会社を利用する方法もあります。

日本政策金融公庫は財務省管轄の特殊法人で、その前身である国民生活金融公庫、農林漁業金融公庫、中小企業金融公庫の3会社を一つにし、業務の見直しをした会社です。

2. 日本政策金融公庫とは

日本政策金融公庫の業務内容は、 国民一般の資金調達支援から中小企業事業及び農林水産事業者の資金調達支援など多岐に渡ります。

国民の資金調達事業の中に不動産投資に対する融資も含まれており、国民支援が目的の会社のため非常に有利な条件で融資を受けられます。

また日本政策金融公庫には弱者の救済という目的があり、女性、男性で29歳以下か55歳以上、男性で30歳から54歳までの十番に審査や融資条件が有利になる特徴があります。

日本政策金融公庫は政府機関のため、公共料金や税金の支払いに滞納がないかどうかも審査の重要な項目になり、また、不動産賃貸事業としての融資のため、投資目的の場合は融資不可となります。

3. 日本政策金融公庫のメリット

日本政策金融公庫ですが、ここで融資を受けることにはどんなメリットがあるのでしょうか?

一番のメリットと言えるのは、その金利の安さと固定金利制というところです。メガバンクや地方銀行の場合、金利は変動金利制と固定金利制に分かれており、金利も年2%~3%台が一般的です。

ところが、日本政策金融公庫の場合は、金利が固定金利制しか設定しておらず、金利も年1.25%~1.85%と非常に低く抑えられており、融資を受けるには非常に有利な条件となっています。

固定金利なのに幅があるのは、融資には必ず担保が必要となっており、融資額に対する担保の評価額から年1.25%~年1.85%の間で固定金利が設定されるということです。

担保物件の設定は必須であり、銀行のように無担保で融資を受けられるわけではありません。しかし高額の担保物件が必ず必要なわけではなく、築年数の経った家屋や店舗などでも融資自体は受けることが可能です。融資額に対する担保物件の評価額の割合によって、金利が設定されます。

4. 日本政策金融公庫のデメリット

ここまでの紹介では良い事ばかりの日本政策金融公庫ですが、デメリットがあります。

まずは借入期間が銀行系の融資に比べて期間が短いことが上げられます。30歳以上54歳以下の男性の場合、借入期間は最長10年に抑えられており、銀行系で融資を受ける際には30~40年の借入期間で返済していくのに比べて圧倒的に短い期間で返済しなければなりません。

その為、高額な融資を組んでしまうと月々の返済額が高額となってしまい、よほど利益率のよい不動産でなければあまり高額な物件を購入するための融資には使いづらいのが現実です。

また借入期間にも社会的弱者への優遇措置は適用され、女性や29歳以下の若者、55歳以上の高齢者に対しては、借入期間は最長15年となっていますし、いずれにしても30年、40年ローンと比べると短い期間で返済を完了する必要があり、購入する物件の額と毎月の家賃収入をよく考えて、日本政策金融公庫にするか銀行を利用するのかを検討する必要があります。

また日本政策金融公庫で受けられる融資の上限は4800万円と決められており、そもそも、あまり高額な融資を受けることができません。
さらに一回の融資で購入できる物件は1戸まで、と定められており、最大の4800万円の融資を受けられたとしても2400万円の物件を2戸購入することはできません。その為1戸の物件で利回りがかなり良くなければ4800万円の融資は返済額が非常に厳しいことになると考えられます。

上記のようなデメリットもありますが、それでも金利が1%台の低金利と担保物件のみで審査が受けられる点では大きなメリットがあり、日本政策金融公庫は融資を申し込むのに最良の金融機関の一つだといえます。

まとめ

まとめますと日本政策金融公庫からの融資には、メリットとデメリットがあり他の金融機関と比べると珍しい特徴があります。

資金調達手段として利用可能なあ点もあり活用を検討してみるのも選択肢の一つだと思います。

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名前:山内祐太郎
1985年生まれ福岡県出身

保有資格
宅地建物取引士
ファイナンシャルプランナー2級
インテリアコーディネーター

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