「金融機関攻略①」概要編 メガバンク 地方銀行 信用金庫 政府系 スルガ銀行 ノンバンク

本屋さんで、不動産投資の書籍を読むと、不動産投資の融資はメガバンクがおすすめといったことが書かれています。なぜメガバンクから融資を受けることがクローズアップされるのでしょう? 今回は、メガバンクから融資を受けるメリットとデメリットを不動産投資に与える影響や他の金融機関の特徴などを紹介していきます。

1.メガバンクとは

メガバンクと言われる銀行には、三菱東京UFJ銀行、みずほ銀行、三井住友銀行の3大都市銀行に、りそな銀行を加えた4行があります。
不動産投資でメガバンクから融資が取り上げられる理由が2つあります。1つ目の理由は、ローンの金利が、地方銀行などと比べて低く設定されていることと、返済期間も長く見てもらえる可能性が高いという点が挙げられます。
ただし、どんな人に対しても、好条件で融資するというわけでなく、上場企業の社員や、年収1000万円以上の高収入、自己資金を1000万円程度用意できる人や、相続予定資産が数千万円といった、融資に対し良い項目をアピールできないと、良い金利や融資期間になりません。
当然、各自の属性や不動産物件によっては、他行よりも金利が高くなってしまうというケースも考えられますので注意が必要です。

メガバンクからの融資が、お勧めな2つ目の理由は、次の融資につなげていきやすいという点です。
地方銀行や信託銀行は、都市銀行行動をつねに意識しており、都市銀行が融資を実行した人には関心を持っています。
メガバンクの融資審査は他校に比べて審査が厳しいため、メガバンクが融資を実行したのであれば、うちでも大丈夫ということで、その後の融資を獲得しやすくなるというメリットがあります。そのため、融資を受ける最初の銀行はメガバンクをお勧めしています。

ただし、メガバンクは誰にでも簡単に融資をするわけではなく、審査はどこよりも厳しいことを想定しておく必要があります。属性を引き上げるための方法や、審査に向けた準備が必要となります。メガバンクのなかでは、りそな銀行と三井住友銀行が不動産融資に比較的積極的な銀行と言われています。

2.地方銀行について

メガバンクに続いては、地方銀行で、横浜銀行やスルガ銀行などの地方銀行は、メガバンクに比べると営業エリアや、規模や知名度が劣るものの、ノンバンクに比べれば非常に信用力が高く、不動産投資にも積極的です。
地方銀行は、不動産投資を考えている人には決して無視することはできない融資元であり、パートナーとなりうる金融機関だといわれます。

地方銀行は所属する都道府県内の物件にしか融資をしない方針のところもありますので、融資方針を確認することをお勧めします。
自宅か職場の近くに支店があるかないかという点も、融資の土台になるポイントとなります。

地方銀行のなかで知名度の高いスルガ銀行は、金利4.5%と金利が高く融資条件は良くないものの、審査が最速3営業日と非常に早く、融資が下りる不動産の幅も広いため、不動産投資会社の提携金融機関のラインナップには必ずと行っていいほど上がってきます。
地方銀行は、物件に重点を置く銀行や、借り主の属性に重点を置く銀行など、各行で融資に対する方針が異なりますので、よく調査して審査に臨んでください。

3.他の銀行について

メガバンクの次に地方銀行次は、信託銀行やネット銀行を利用することが考えられます。大手グループの信託銀行については審査が厳しめな状況ですが、借入の上限額は地方銀行よりも多いという場合や金利が安いという場合もありますので、物件に応じて活用してください。

また、オリックス銀行やセゾン銀行などネット銀行は、融資を実行する物件の種類やエリアはまちまちですが、他の銀行と比べると金利がやや高めとなります。また、店舗がないので店頭相談と比較して、融通がきかないこともありますので、
特別な事情がある場合は先に地方銀行や信託銀行のほうに相談してみることをおすすめします。

4.ノンバンクについて

ノンバンクは預金業務を行わない金融機関で、消費者金融、クレジット会社、信販会社などがノンバンクという区分で分類されます。
ノンバンクの特徴は、審査スピードが早いものの、銀行と比較すると金利が高いことが多いです。

一般的に属性や与信の低い方が利用するというイメージになりますので、融資が1行目からノンバンクということになると、融資審査にも良い印象を持たれないことも多く、利用時する際には注意する必要があります。
利用するさいの流れは、地方銀行や信託銀行などですべて審査に落ちてしまった場合や、審査にスピードを優先しなければいけない場合に利用するといった感じです。

まとめ

まとめますと、不動産投資をする際には融資を受けないことは殆んどありません。各金融機関の特徴を把握し、メガバンク、地方銀行、信託銀行、ノンバンク、ネット銀行の、融資審査を効率的に行ない不動産投資をしていきましょう。

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名前:山内祐太郎
1985年生まれ福岡県出身

保有資格
宅地建物取引士
ファイナンシャルプランナー2級
インテリアコーディネーター

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